振袖の帯揚げはどうする？コーディネート実例付きで解説！
こんにちは！京都もなみです。
静岡県東部エリアで、振袖レンタル店3店舗、フォトスタジオ3店舗を展開しています。
振袖を選ぶ上で欠かせないのが「帯揚げ」。
帯揚をはじめとした小物のおしゃれにこだわると、同じ振袖でもがらっと印象が変わります！
この記事では、帯揚げの種類などについての解説と、そのコーディネートを画像付きで紹介します。
ぜひ振袖選びにご活用くださいね。
振袖の帯揚げとは？
振袖の帯の上の方に巻きつけられている布が「帯揚げ」です。
帯周りを華やかに演出するだけでなく、帯周りの紐を隠す役割も担っている優れもの。
一般的に訪問着や留袖ではあまり目立たない色を用いますが、振袖では華やかな色や絞り、巻きつけ方を楽しめます。
写真の帯揚はつぶつぶが特徴的な「総絞り」の帯揚げで、ふっくらした若々しい印象を与えてくれます。
帯揚げにはどんな種類がある？
帯揚げには様々な色、柄、素材の種類があります。
・絞り（総絞り、部分絞り）…生地を絞って染める絞り染めの技法で染められた帯揚げ。絞り染めの独特な風合いと凸凹（シボ）が特徴。ふっくらとボリュームが出るので、振袖にぴったりの若々しい印象にぴったりの帯揚です。
・ふくれ…生地全体に凸凹があり、ふっくらとしたボリュームがあるのが特徴。
・綸子（りんず）…光沢感が特徴の織り方で、地紋が浮き出ているのが特徴。振袖から訪問着まで、フォーマルなシーンに幅広く用いられます。
・縮緬（ちりめん）…生地全体の表面に細かい凸凹（シボ）があるのが特徴。
・絽（ろ）、紗（しゃ）…薄手で通気性の良い織り方で作られた帯揚げ。夏用の着物に用いられます。
帯揚げの結び方
本結び…中心に結び目の縦の目が出る結び方。帯揚げの基本の結び方です。どのような着物にも合わせられます。
いりく結び（かもめ結び）…本結びと違って結び目を作らず、左右の帯揚を重ね合わせて帯に挟み込む結び方。振袖からカジュアルな普段着の着物まで応用できます。
これらの結び方のほかにも、帯揚の先を丸めてお花を作ったりと、自由な発想で帯揚げの結び方をアレンジする方もいらっしゃいます。
帯揚げの選び方のコツ①着物や帯に入っている色に合わせる
代表的な帯揚げの選び方で、着物や帯に使われている色から一色拾って合わせる選び方です。
誰でも簡単にコーディネートでき、着物全体に馴染みやすくなります。
帯揚げの選び方のコツ②差し色を選ぶ
着物全体がワントーンでまとめられている場合、帯揚や帯締めに差し色を入れることで全体が締まり、コーディネートのアクセントになります。
振袖の帯揚げのコーディネート例
①振袖のお花柄に合わせた色味の小物コーディネート
お振袖の柄の色をピックして小物の色を合わせたコーディネート。
ピンク色は衿に、紫色は帯揚げと帯締めに入れることで、グラデーションが美しい印象です。
②ワントーンの着物と帯に、小物で差し色を入れたコーディネート
シックな黒と白で統一した振袖と帯に、紫色の重ね衿と帯揚げ、黒と赤の帯締めが差し色になったコーディネート。パッと目を引く濃い色が、モダンでカッコいい着こなしです。
③小物の色合いを統一したパステルカラーコーディネート
淡い黄色の振袖に合わせて、淡い白とピンク色の小物を合わせたコーディネート。
全体的にふんわりとしながらも、統一感のある落ち着いた小物合わせです。
帯揚げ・帯に関するよくある質問
Q.帯周りのアイテムはレンタルできる？どこかで買った方がいい？
京都もなみでは、帯や帯周りの小物のレンタル・販売も行っています。
帯と一緒に小物を変えると、同じ着物でも全体の印象が大きく変わりますので、合わせてコーディネートするとベスト。
お店に実際にママ振袖を持ち込んで、試着しながらコーディネートするのが一番おすすめです♪
Q.ママ振・姉振にしようと思うけど、家にある帯揚げが使えそうか迷ってます。
ママ振袖の小物は、近年の物よりも色が派手だったり、長さが短くおしゃれな結び方ができないこともあります。その場合は、帯周りの小物はレンタル等で新調するのがおすすめです。
帯や帯周りの小物は、一点だけ変えるよりも全体を見てトータルコーディネートすることを意識すると上手にアレンジできます。
振袖を決めるのはこれから…。そんな方は、次は気になる振袖を探してみましょう!!
振袖選びはまだこれからという方は、まずはカタログやネットを見て着てみたい振袖の色やイメージを固めておくと、着物を選びやすくなります。
「帯・帯周りをアレンジしてママ振袖を着こなしたい。」そんな方は、私たちもなみにアレンジのお手伝いをさせてください。
もなみの振袖プランについては、下記のページをご覧ください♪
