振袖の着付に必要なもの&小物とは?写真で分かりやすく解説!

こんにちは!京都もなみです。
静岡県東部エリアで、振袖レンタル店3店舗、フォトスタジオ3店舗を展開しています。

前撮り撮影等でお振袖を準備するとき、「何か足りないかも…」「着物に詳しくないから何が必要なのかわからない…」というお声をよく耳にします。

そこで、この記事では振袖の着付に必要なものを画像付きでわかりやすく紹介します。

振袖を持っているという方も、レンタルする方も、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。

振袖を着るのに必要なもの

振袖・帯・長襦袢・半衿

振袖

振が長く、未婚の女性の第一礼装とされている着物です。
ママ振や親族様から借りた振袖の場合は、裄の長さや着た時の丈が合うか確認しておくと良いでしょう。

帯(袋帯)

フォーマルな装いの際は袋帯を使用します。
豪華な刺繍が施されたものが多く、帯を美しく結ぶために、半幅帯や名古屋帯よりも長いのが特徴です。

長襦袢・半衿

肌着とはまた別に振袖の下に着る着物です。

お振袖と裄や袖の長さが揃っているものを用意します。
お着物を複数枚お持ちの方は、他の着物に合わせたサイズの長襦袢と間違えないように要注意。

また、衿元に半衿が縫い付けてあるか必ず確認しましょう。
半衿は長じゅばんに縫い付けて使用するもので、お顔周りを華やかに演出するとともに、汗や府ファンデーションで汚れやすい衿元を保護してくれる役割があります。

帯締め・帯揚・重ね衿・草履・バッグ・ショール

帯締め

帯を締めた後、帯の真ん中に結ぶ飾り紐のようなものです。
さまざまな飾りがついており、結び方によっても多様なアレンジが楽しめます。

帯揚げ

帯の上、着物との間に付けて帯枕を隠す役割をしています。
こちらも色や結び方などでコーディネートを楽しむことができます。

重ね衿(伊達衿)

振袖と長襦袢の間に入る飾りとなる衿。
重ね着をしているように見せ、華やかな着物姿を演出します。

草履・バッグ

振袖姿に合わせて、華やかな柄の帯地のものやエナメルのものが主流となっています。
身長が低い方は、厚底草履を使えば身長を底上げできますよ。

ショール

巻くと成人式らしい!というイメージのあるショール。
冬場の成人式当日は冷え込むので、実は防寒具としての役割も果たしています。

着付小物類 腰ひもや肌着など・補整用タオル

衿芯

長襦袢の衿元に入れて使用します。
衿芯を入れることで衿元が美しい形に保たれ、綺麗な着姿にしてくれます。

腰ひも(4本~5本)

着付に欠かせない腰ひも。
着る人の体型や着付師さんによって使う本数が変わる場合があるので、事前に確認して用意しましょう。

コーリンベルト(2本)

両側がクリップ状になったゴムひも。長襦袢や着物に付けることで着崩れを防ぐことができます。
なくても着付はできますが、2本使用するのがおすすめです。

マジックベルト(画像1枚目)伊達締め(画像2枚目)

どちらも幅広のベルト状で、腰ひもの上から止めることでよりひもを安定させてくれます。

役割は同じですが、体型や着付師さんによってどれを使うかが変わる場合があります。
胴回りが大きめの方は、伸縮性に優れたゴム部分のある伊達締めがおすすめです。
合わせて2本用意しましょう。

帯板

帯の中に入れ形を安定させる板です。
前だけでなく後ろにも板を入れる場合があり、サイズも様々です。

帯枕

帯を結ぶ際に土台として使用します。
枕をガーゼで包んで、左右は結べるようにひも状に長くなっています。

三重仮ひも

真ん中がゴム素材で三重になっており、両端はひもになっています。
振袖の帯の飾り結びを綺麗に作るために使用します。

肌着(画像はワンピースタイプ)

長襦袢のさらに下に着る肌着です。
写真は上下が繋がってワンピースになっているタイプですが、上下が肌着と裾除けで分かれているものもあります。

足袋

草履を履くための靴下のようなものが足袋です。
甲高の方や足首が太目の方は、普段の靴のサイズよりも大きいサイズかストレッチタイプの足袋を選ぶと安心です。

フェイスタオル(4~5枚)

着物は寸胴のほうが美しく着付られるので、体の凸凹をなだらかに補整するために使用します。
このほかにも補整用の下着やさらし、脱脂綿などを使用することもあります。

髪飾り

華やかな振袖に似合うお花や水引など、豪華な飾りが人気です。

髪飾りの選び方について迷った際は、こちらの記事もぜひご覧くださいね。
>>振袖の髪飾りの選び方は?定番と2024年最新トレンドをご紹介

振袖を着る成人式当日にあると便利なもの

上記の必需品以外に、成人式当日に持っておくと便利なアイテムを紹介します。

エコバッグ

振袖用のバッグは小さめなので、お財布やケータイ、ハンカチなどでいっぱいになってしまいます。
当日記念品をもらうこともあるので、折りたためるエコバッグを入れておくと便利です。

ばんそうこう

履きなれない草履で足が痛くなってしまった時のために持っておくと安心です。

クリップ

着物クリップや、なければ洗濯ばさみのようなものでOK。
トイレに行くときやしゃがむときなど、袖を汚さないように留めておくのに使えます。

【チェックリスト】振袖の着付に必要なもの&小物

  • 振袖
  • 長襦袢(半衿付き)
  • 帯締め
  • 帯揚
  • 重ね衿
  • 草履・バッグ
  • ショール
  • 衿芯
  • 腰ひも(4~5本)
  • コーリンベルト(2本)
  • 伊達締め・ゴムベルト(2本)
  • 帯板
  • 帯枕
  • 三重仮ひも
  • 肌着
  • 足袋
  • フェイスタオル(5枚)
  • 髪飾り

振袖の着付をする前に準備するといいもの

こちらも必須ではありませんが、準備しておくと当日着付けするときやその後が過ごしやすくなります。

ワイヤーのないブラ

振袖を着ると、どうしても紐や帯で身体が締め付けられてしまいます。
ワイヤーが身体に食い込んで痛くなってしまわないように準備しておくと吉です。

襟元の開いたインナー

振袖は衣紋を抜いてうなじが見えるように着付けるので、首元が詰まったインナーを着ると衿からインナーが覗いてしまって、せっかくの振袖姿が台無しに…。
衿元が大きく開いたインナーで、見えないように防寒対策をしましょう。

軽く食事はしておく

着付で締め付けれらるからとご飯を抜くのは厳禁。
少しおなかにものを入れてから着付けをしてもらったほうが余裕が生まれます。
早寝早起き・健康体で式に臨みましょう。

振袖をレンタルする場合、自分で用意が必要な小物は?

もなみの振袖レンタルプランでは、着付けに必要な小物が、肌着や足袋から草履バッグまでセットになっています。
セットに含まれていないのは、髪飾りと体型補整用のタオルのみ。
髪飾りは、前撮時に店頭でご試着の上ご購入いただくか、お持ち込みいただくこともできます。

ママ振袖を着る場合に準備するものは?

もなみのママ振プランでは、小物などはお客様でご用意いただく形になっております。
足りない小物があった場合、1点からご購入いただくことも可能ですので、ぜひお着物をお持ちになってご相談くださいね。
ママ振りを着たいけど、衿や帯を現代風に変えたい!という方は、帯レンタルや帯と小物のセットレンタルプランも承っております。

振袖を着るのに必要なものまとめ

この記事では、振袖の着付に必要な小物類を紹介しました。

必要不可欠な道具が多い一方で、普段着物を着ない方には馴染みがなく、わかりづらい物が多いと感じられるかもしれません。

お店によって使うものが変わる場合もあるので、事前に必ず確認して準備することをおすすめします。

もなみでは、いつでも持込のお振袖の小物類のチェックやコーディネートについてご相談いただけます。振袖のお悩みについてはぜひ一度ご相談くださいね。

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レンタルやご購入プランでは、必要な小物類もすべてセットになっているので安心してお任せいただけます。

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